第79章

魔獣商人の店で買った栄養液については、エイモスもどうにも信用しきれなかった。

ひとつには、獅鷲の雛があの味を嫌う。飲ませようとしても、ほとんど匂いがしなくなるまで薄めたものを、渋々ちょっと口にする程度。少しでも濃いと、ぷいっと嘴をそむけて頑として開けない。これでは給餌が面倒になる。

もうひとつには――店の連中が言うところの「雛専用」なんて、どこまで本当か分からないということだ。あの手の店がこれまで売ってきた雛は、強いかどうかより、見た目が可愛いかどうかがすべてだった。むしろ成長が遅くて、いちばん愛らしい時期が長引くほうが都合がいい。だったら、成長を抑えるようなものが混ざっていないと、誰が...

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